大井川鉄道完乗の旅 (part6)



 再び、奥大井湖上駅に着きました。
 これで、橋(湖)の上に駅がある…というのがお分かりになりますか?
 これが、レインボーブリッジの全容です。 この奥大井湖上は中部百選の駅に指定されております。
 さぁ、再び、長島ダム駅に戻ってきました。
ここから、アプト式となります。今回は、一番前に乗ったので、アプト式電気機関車の連結シーンを目の前で見ることが出来ます。
 ここでも、乗客が少ないため、ゆっくりと連結を見ることが出来ました。
 車掌さんが最後にちゃんと連結しているか、確認をしておりました。
 アプト式電気機関車は重連(2両)だったんですね。
これは、知りませんでした。
 一区間進んで、アプトいちしろ駅に到着しました。
 ここで、アプト式電気機関車を切り離しました。
 このように、線路の中に、ラックレールというもう一本のレールがある、というのも、この井川線でしか見られないかもしれないですね。
 土本(どもと)駅を出てしばらくすると、寸又(すまた)川、大井川など3つの支流が重なる鉄橋を渡ります。

 ちなみに、下から流れているのが、寸又川、左から右へ流れているのが大井川です。
 18時ちょうど、終点の千頭駅に到着しました。
 乗っていた乗客は、たったの数人でした。
 千頭駅は、ひっそりとしておりました。昼間いた時のにぎやかな雰囲気が全く無く、本来の千頭駅の姿が見られました。

 売店も、立ち食いそば屋などの飲食店もすべて閉まっておりました。 先ほど載せた「音入れの滝」の水も流れておらず、「何もない!千頭駅」を見てしまいました。

 幸いにも、駅前に、自称駅前食堂が営業しており、晩飯にはありつけました。
 駅前食堂で食べたあと、18時45分発の金谷行きの列車が停まっておりました。 
 残念なことに、元近鉄特急の車両ではなく、南海電鉄の21001系でした。
元近鉄特急に乗りたかったのに…
 車内はこんな感じです。転換クロスシートでした。

 車窓は暗くて、何も見えないので、このときは、ずっとメトロノームさんと終点まで話をしておりました。

 乗客は、少なく、ガラガラでした。 やはり、大井川鉄道はSLで儲けていると、この列車の乗車率を見てそう感じました。
 19時55分、終点の金谷駅に到着しました。
大井川鉄道の旅は終了しました。
 やはり、元近鉄特急に乗りたいという、リベンジがまた出てしまいました。
 金谷駅前では、どうやら祭りらしきものが行われておりました。
「金谷茶まつり」という名でした。
 金谷から掛川までは、浜松行きの普通に乗りました。
 今回は、113系のボックスシートが来たので、メトロノームさんと二人でホッとしました。
 掛川駅でメトロノームさんとお別れしました。
 また、次回に…ということを挨拶にして、わたくしは、新幹線ホームへ向かいました。
 20時41分発の名古屋行きの「こだま」に乗りました。
一番前の自由席に乗りましたので、ガラガラでした。
 1両目は、たった4人しか客が乗っていなかったので、3人席を転換して、のんびりと名古屋へ帰っていきました。


 今回は、早い時期に大井川鉄道全線に乗ることが出来ました。
 大井川鉄道は、ホント良い鉄道です。SL、アプト式列車など、魅力的な車両もあるし、車窓のほうも、車掌さんの案内で、色々と教えてもらえるので、乗っていても飽きなかったです。
大井川鉄道は、驚きの多いことばかりでした。 ぜひ乗っていただきたい列車の一つですね。
皆さんも、ぜひ、乗車してみてください。 鉄道はちょっと…と言う方にも、これはお勧めできます。

 また、今回の場合は、初の相互リンクしている方(メトロノームさん)との共演で出かけました。 やはり、ネット上だけでは分からない事が実際に会うと、ココは、自分の思っていたイメージどおりだなぁ…って感じたり、ここだけはちょっとイメージとは違うなぁ…などなど、ホント楽しいものでした。
 今回の旅を通じて、わたくしは相互リンクしている方たち全員にも会ってみたい…という思いが出てきました。

 最後にこの旅でお世話になったメトロノームさんやメールに付き合ってくださった皆さんには、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。




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